NEX-5R 常用として、標準単焦点レンズSEL35F18

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 SONY NEX-5Rを購入したものの、キットレンズ【SELP1650】がチープで暗いことが不満でした。伸ばすとF5.6になってしまい、今使っているスマートフォン【Xperia Z1】のF2.0固定レンズに比べて、3~4段暗いのです。部屋撮りだとISO3200など高感度撮影になりがちで、APS-Cの高画質が台無しです。

▼SEL35F18(E35mm F1.8 OSS)
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それで、【E35mm F1.8 OSS】という選択になりました。ぶっちゃけSONYのEマウントレンズのラインナップで、明るい標準域・高級品でないレンズはコレくらいしかない気がします。そもそも、小型性を重視しているようで、単焦点は『F1.8 or F2.8』という2択です。

 まず、作りに関して・・・最高級という感じはないけれど、フォーカスリングが滑らかです。実売35000円なので割高と感じますが、手ブレ補正付きと考えると妥当なのかもしれません。最近のキヤノン並単レンズも、これより高いですから。

▼フードがカッコ良く、コンデジ風からの脱却に
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 次に、気になった点として、軸上色収差です。下の例は露出補正+1段分したことで、より目立っていますが、前ボケがオレンジ色に、後ボケが青色っぽくなっています。

▼SEL35F18にて、35mm F1.8
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▼等倍で見ると明らかに
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 絞るほどに改善はするものの、同時にボケ量が減ってしまいます。白色部にだけ出るので、気にせず撮って必要に応じてRAWで後処理することにしました。(SEL35F18専用補正プリセットを作成済みです。)

▼Lightroomにて、青とオレンジのフリンジ軽減ができる
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 さらにいくつか試写してみました。絞り解放でも十分画質が良く、倍率色収差と歪みが非常に少ないので補正無しでも良いと思いました。ただし、軸上色収差による変色が顕著に現れます。

▼SEL35F18 秋曇りの札幌大通公園
(F1.8, 1/1600sec, ISO100)
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 また、点光源によるボケ具合のテストをしました。周辺での流れがあり、コマ収差・コマフレアだと思われます。背景ボケがあまり美しくないと言われているようで、これらの周辺の流れが原因かもしれません。

▼SEL35F18 札幌ホワイトイルミネーション
(F2, 1/60sec, ISO125)
sel35f28_31.jpg

 口径食による玉ボケの変形も見られますが、大きな問題にはなりません。また、ほんのりグルグルボケの傾向が見られます。

▼SEL35F18 札幌ホワイトイルミネーション
(F1.8, 1/60sec, ISO250)
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 最後に総評として・・・

 50mm相当の画角なので、画角が狭くて不便に思う事が多々あるでしょう。コンデジの広角慣れのせいで、2~3歩離れて撮影する感じになります。まあ、シグマのAPS-C用30mm F1.4を使っていた頃を思い出しますが、50mmは肉眼に近い見え方と言われるレンズですね。

 やはり常用としては【E 20mm F2.8】(SEL20F28)の方が手軽そうです。しかし、一眼カメラならではの強いボケ味を表現できる上、F1.8の明るさはまさに水族館にも最適なレンズだと思います。画質は最高に良いとは言えませんが、絞り解放でも十分シャープで、絞れば風景もバッチリ決まるので良い感じです。

▼SEL35F18 秋曇りの札幌大通公園
(F5.6, 1/400sec, ISO100)
sel35f28_33.jpg

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