Lightroom、一括処理の為のカスタマイズ

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 めんどくさいが故に、未処理のRAW現像ファイルが貯まっていきます。同じ様な人も多いんじゃないかなと思いますが、このお盆休み、私は半日かけて全部やり遂げました。そして、30GBも貯まっていたRAWファイルをスッキリと消しました(^_^;)。(※大事な写真でない限り、RAWは消すようにしています。)

lr_priset_0x.jpg

 Photoshop Lightroom 5が登場するも、私は未だにバージョン4.4を使用していますが、Lightroomはカスタマイズしないと使い勝手が悪いのです。むしろカスタマイズ前提のソフトなんじゃないかとも思えます。そこで私なりの使い方の1つを紹介しようと思います。


書き出しプリセットを作る

●書き出しのプリセットを作らないと始まらない

 RAWファイルなどからJpegなどに出力する【書き出し】ですが、標準でもプリセットが用意されています。その中でも【フルサイズのJPEGを書き込み】というプリセットが一番良いJPEG出力設定ということになります。しかし、自分の用途に合わないので作成することになります。何がダメかというと、JPEG画質100設定なのでファイルが大き過ぎる点、カラースペースがsRGBに変換になっている点、DVD/BDへの出力前提になっている点です。RAW現像をしてJPEGファイルをHDDなどに保存したいのでダメなワケです。ただし、本気の1枚であったらTIFFなど劣化の無い画像ファイルにした方が良いかも知れませんね。

lr_priset_14.jpg さてさて、この【フルサイズのJPEGを書き込み】をエディットして、自分なりの画質のJPEG出力ユーザープリセットを作る事になります。上の設定が私の【JPEG現像(同フォルダに別名保存)】です。それぞれの項目について書きます。


1、書き出し先 『ハードディスク』とします。
2、書き出し場所 『元の写真と同じフォルダー』、『カタログに追加』、複数出力時などファイル名の重複に対応するように、『書き出したファイルの新しい名前を選択』と設定します。
3、ファイルの名前 変更しないのでチェック無し
4、ビデオ 設定無し
5、ファイル設定 形式を『JPEG』、画質を『82』、カラースペースを『AdobeRGB(1998)』、ファイルサイズ制限チェック無しとします。画質はサイズと好みで決めます。写真の観覧はsRGBが基本になるので、難しいところですが、印刷まで考慮すると広帯域にしたくなります。
6、画像サイズの調整 サイズ変更無し、解像度『72』pixel/inchとします。(一般的なカメラ撮って出しJPEGが72dpiなので。)調べましたが、印刷には詳しく ないので普通はこうしないといけないという事がハッキリとわかりません。この解像度設定を上げれば、データ自体が美しくなるわけでは無く、印刷時の密度を決める設定になります。あとで必要に応じて変えることもできます。
7、シャープ出力 設定無し
8、メタデータ 撮影時データを残すために『すべて』とし、私は個人情報保護のため、『撮影場所情報を削除』にチェックしています。
9、透かし 設定無し・・・よくcopyrightなんたらと署名するヤツですよ
10、後処理 なにもしない


 また、メール用、ブログ用など、いくつかのユーザープリセットを用意すると便利です。

 簡単に説明すると、【メール用は8MピクセルのsRGB】として、【ブログ用は長辺が800ピクセルのsRGB】にしたプリセットになります。画像サイズを小さく、カラースペースをWindows標準にして、保存先を書き出し時に決める設定です。

 【書き出し場所を後で選択】とすることで、必要に応じて出力するという使い方ができます。

一括処理プリセットを活用する

●ISO感度ごとのノイズリダクション設定がマジでめんどくさい

 DPPだとISO感度ごとのノイズリダクション(以下NRと略す)設定が段階的に自動でかかる気がしますが、Lightroomでは自動NRっていうのがありません。そこで、いくつかのNRプリセットを作成し、大まかなISO感度ごとへの一括適応させる方法です。

 ※最初は大変ですが、ISO感度に対するNR初期値設定を変更するの方が、より快適なLightroom環境になるので、下部リンクから参照してください。

lr_priset_05.jpg

 先に、【カラーNR】は【輝度NR】設定時にデフォルトでかかる25のままで、(私のカメラだとこれを調整しても大きく変わらない)適当なRAWファイルに対して、輝度NRを変えてプリセット化していきます。※現像モードにて左側にプリセットタブを使います。

lr_priset_02.jpglr_priset_03.jpg

 ノイズ軽減をチェックして、プリセット名をわかりやすい様にします。合わせて、ISO感度も記入しておくと後でラクです。私は以下の通りで、4段階のNRプリセットとして、高感度時は同時に少しのシャープをかけるようにしました。

lr_priset_06.jpg

 まず、適応するファイルを一括選択しなくてはなりません。左側の適応させたいファイルのあるフォルダを選択します。尚、フォルダ毎管理していないとうまくいかないかもしれません。そして、ライブラリモードでグリッド表示(複数ファイル表示)として、ライブラリフィルタにて露光量情報にします。

lr_priset_00.jpg

 次にISOスピードレートの項目を選択します。複数選択はシフトキー、コントロールキーを使ってISO100~1600という具合に一括選択できます。よくあるミスとして、そこに表示された画像ファイルを「Ctrl+A」などで全部選択状態にしておかないと、ダメです。ISO100~1600のファイルがフィルタリングされて表示されただけですからね。

lr_priset_01.jpg

 最後にプリセットの適応方法です。慣れないとちょっと大変ですが、右側のクイック現像からプリセットを押して、ユーザープリセットを選択します。続いて、ISO2000~3200で・・・という具合に先ほど作っておいた一括NRプリセットをかけるという事です。


 以上、パソコンの基本操作方法も知っていないとダメなので、細かすぎて説明を書くこと自体もめんどうになってきました。商品説明に、パソコン操作に不慣れな人にはお勧め致しかねますので、ご理解の上ご購入下さいと書いた方が良いかもしれないレベルですね。

※2014年8月19日、ISO感度に対するNR初期値設定方法の記事を追加しました。
プリセットではなく、初期設定を変更することができます。


関連記事:2014年8月19日  Lightroom、ISO感度別の自動NR設定


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