遂に登場した、2つの改良版Haswellです。Haswell-Refreshとは違って新しい名前【Devil's Canyon】が与えられています。
Core i7-4790K |
4C8T |
4.0Ghz (MAX 4.4Ghz) |
Core i5-4690K |
4C4T |
3.5Ghz (MAX 3.9Ghz) |
i7の方は4790との差別化のためか、最高クロック・TBクロックを更新していますが、i5の方は倍率ロックが解除されただけです。しかし、Devil's Canyonのウリはサーマルグリスの改良とCPUのキャパシタ追加で、オーバークロックがしやすくなっているらしいので少し試してみました。
昨年はIntelのCoreシリーズ第3世代の【Haswell】のローエンド、Pentium G3220を組み立ててなかなかの性能に感心したものでした。勢い余って【i7- 4770K】へ。結果、【i5-4570】、【i3-4130】をもって、ついにHaswellシリーズ全制覇かと思いきや、なんと新たに最下位CPUが追加登場したのです。
「やはり出てきたか・・・Celeron・・・」
ということで、Celeron G1820(2コア、2.7Ghz、TDP53W)を使ってみたレビューです。
もうやるしかない・・・。
発熱で思ったようにセッティングが進まないCore i7 4770Kの殻割り+リキプロ塗布をやってしまいました。いくつか成功例を参照させてもらったのですが、大変参考になりました。私のはじめての殻割りであり、同時にはじめてのLiquid Proでもあります(^_^;)
最初に、殻割りは壊れる可能性が高いのでオススメできません。作業中、自己責任という文字が頭の中を駆け巡り続けていました。なぜなら、今の私には余裕が無いのです。壊れても仕方ないね・・・という余裕が・・・。まあ、4.4Ghzくらいにはしたいな!といった、10%~20%の性能アップを求めるには、難易度とリスクが高すぎるというのが感想です。
ついに、i7 2600Kマシンを入れ替える事にしました。最新CPUの良さを体感してきた上で、ようやく買う決心がついたのです。ローエンドからハイエンドまで、4つのHaswellの比較レビューを書いていきます。
▼またもやAsrockマザー、もはやAsrockファンと言われても仕方がない
最初に、近年のCPU性能アップ鈍化により、i7 2600Kから入れ替える価値があるのかどうかが問題でした。22nm化されたIvybridgeであるCore i7 3770Kの時は、性能アップがほとんど無く、OC耐性も落ちるという始末で省エネ性しかメリットが無いように感じました。
しかしCore i7 4770Kでは、アーキテクチャの更新により、明らかな性能アップが期待できます(^_^)
さて3つ目のHaswellです。そこそこの性能で良い無難な選択として、デュアルコア3.4Ghz HTT有、ターボブースト無しの・・・Core i3 4130です。今回は書類ファイルサーバーとして、24時間運用させるようなマシンです。データを守るためのミラーリング用SSDを2台追加しました。
先日、組んだローエンドPentium G3220に対して、ローエンドi3で価格約2倍の13000円クラス。HD graphics 4400搭載で、グラフィックス性能もワンランク上ということですね。Core i5 4570のマシンのデータも含めて比較してみました。