実はここ半年前くらいから、Let's Note J10の無線LANの調子が悪かったのです。インターネットから切断されて再接続できなくなる。Windowsの休止モードからの復帰や再起動で、無線LANインターフェース自体を認識しない。再起動して直るなど、たまに発生しては試行錯誤していました。
調べると、パナソニックから無線LANのドライバ更新が出ていて、「何かドライバの不具合でもあったのかな」とすぐに更新して安心していました。ところが、このお盆休みに再発・・・
再度調べると、他にもLet's Note J10での同じ症例がいくつも出てきました。 全く同じ状況のをいくつも見ると、ロット不良の疑念が生まれるのですが、メーカーに問い合わせるのが面倒なので、自分で部品交換してみる事にしました。
今まで、ノートパソコンの無線LANの交換ができるなんて知りませんでした。調べると、PCI-Express miniという規格のスロットに、Intelの【6250】という2.4Ghz/5GhzデュアルバンドWIFI+WiMAX機能のあるものが刺さっているという事がわかりました。なんだか汎用品の様で、Bluetoothなどの自分の好きな機能に載せ替えられそうです。私はWIFIだけ直れば良いので、同じものをAmazonでポチっと購入し、早速交換です。
ハーフサイズなので、非常に小さいです
注意事項として、先に裏面ビスを外して、トラックパットの右側フタを開けます。ここで、フラットケーブル2つと、スピーカケーブルらしきものを外しておきます。丁寧にやらないとダメですね。また、フタの中のビス止め2ヶ所も外します。
あとは、モニタのヒンジ部を除いて、ほとんどのビスを外すことになります。ビスの長さが3種類くらいあるので、元あった位置の通り同じく配置しておくなど、工夫が必要です。
以上で前面が外れます。これでメインメモリ交換も2枚共できるらしいですね。手前中央のトラックパットの裏の位置に無線LANカードがあります。
アンテナが2個付いていて着脱が難しく感じました。あんまり力を入れると、潰れてしまいそう(^_^;)
最後に組み立てて完了というわけで、従来のLet's Note Rシリーズに比べたら作業は簡単でした。ただし、壊したらサポートが受けられないと思うので、緊張はしましたね。同一製品なので、ドライバは自動でインストール・・・失敗と出ましたが、すぐにWIFIに繋がりました。Intelのサイトでドライバを公開しているので、必要ならダウンロードして使えそうです。
あとは再発しないことを願うばかりです。それにしても、これだけ部品交換をするとCPUもSandy BridgeからIvy Bridgeに載せ替えしてみたくなります。でも、無理そうだなあ。
kkseki25 返信
最近、CF-J10の無線LANが接続できなくなり、どうしたものかと考えておりました。幸い、このブログに出会えて助かりました。
早速、 モジュールをアマゾンで調達し、復活しました。1400円ほどで修理でき助かりました、ありがとうございました。
Nama'sからkkseki25への返信 返信
それは良かったです。無線LANモジュールの不良事例が多い様なので、Intelの部品に生産時期によって不良があるのかもしれませんね。ただ、1年以上使って壊れたので初期不良とは言えそうにないですが・・・。
匿名 返信
もう古いパソコンですが、まだまだネット使うくらいなので活用していましたが、wifi繋がらなくなりました。
不調になった当初は不調快調を繰り返していて、PCデポに持って行きましたが、その時は症状出ず、故障してませ〜ん。ということでした。しかし最近は常に繋がらず、ここを参考にパーツ交換したところ、復活しました!
ありがとうございました!!!
Nama's 返信
直って良かったです。
あっという間に3年経ちましたが、私のLet's Note J10も元気です。
ネット接続なら性能は余裕ですね。
匿名 返信
こんにちは。私もここを見て自分のCF-J10にbluetoothを使えるようにできました。ありがとうございました。
外すねじとかの記載がわかりやすく非常に助かりました。m(_ _)m
これで,無線マウスが非常にすっきりしました。
カズカズ 返信
参考にさせていただきました。
交換を考える前に、分解・清掃し、再確認してみたところ、キレイに治ってしまいました。
単なる、経年変化による接触不良だったようです。
こんな場合もあるのですね。
ありがとうございました。