行くぜ!! 殻割り4770KとLiquid Pro

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 もうやるしかない・・・。

 発熱で思ったようにセッティングが進まないCore i7 4770Kの殻割り+リキプロ塗布をやってしまいました。いくつか成功例を参照させてもらったのですが、大変参考になりました。私のはじめての殻割りであり、同時にはじめてのLiquid Proでもあります(^_^;)

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 最初に、殻割りは壊れる可能性が高いのでオススメできません。作業中、自己責任という文字が頭の中を駆け巡り続けていました。なぜなら、今の私には余裕が無いのです。壊れても仕方ないね・・・という余裕が・・・。まあ、4.4Ghzくらいにはしたいな!といった、10%~20%の性能アップを求めるには、難易度とリスクが高すぎるというのが感想です。

▼さっそく、角からグリグリ開始
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 固い・手が痛い・壊しそう・・・という感じでして、絶対失敗しないように頑張ったところ、大変時間がかかりました。30分以上試行錯誤していた気もします(^_^;) コアと表面実装の部品に傷を付けないように、慎重にグリグリし続けることになります。この間、CPUの基板にダメージを与えることになるので、CPUがダメにならないような工夫が必要です。(私は背面に絶縁テープを貼って作業しました。)

▼やっと割れた!
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 次に、もともとの接着剤をどうするかですが、私は多少残して除去しました。削ることで基板にダメージを与えたくなかったからです。ヒートスプレッダの方は、Liquid Proに付属のヤスリも活用して、ほとんどを除去しました。

▼買っておいた耐熱テープで養生
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 接着剤などでコーティングしたりと、表面実装部品のショート防止をする人が多いようです。これでリキプロから守れるかは分かりませんが、何もしないよりマシだろうなと思いました(^_^)

▼リキプロ塗布
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▼研磨済みヒートスプレッダ
ヒートシンク用熱伝導両面テープを使いました。
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 結果から言うと、ここでミスをしました。コアとヒートスプレッダの接着具合を、リキプロの具合から確認すべきでした。CPUクーラーに押されてうまくいくだろうと思ったら、起動できなくて35000円飛んだかなーと思ったくらいです。何度かリトライさせると起動出来て95℃に達していて接着不良に気付きました。耐熱養生テープを小さくし、両面テープも減らして、リキプロも増量することで対応しました。薄く塗ればいいってもんじゃないと思い知りました。

▼我ながら良い具合にできたじゃないか!
(と思ったら壊しかけて、やり直すハメに)4770k_karawari07.jpg

 というわけで、何とか私のPCは生き返ってくれました。それでも、4.2Ghzを超えるとSandy Bridgeの時のように簡単OCとは行きません。4.3Ghz、4.4Ghzと電圧設定などの試行錯誤したところ、1.25V付近で期待していた4.4Ghzでの常用設定が暫定完成しました(^_^) ※このときのOCCT(CPU)でワットチェッカー181Wと出ました。

▼4.4Ghzにて、cinebenchi 11.5が9.65pts
i7_4770k44_cine115.png

i7_4770k_40png.png ホント大変でしたが、劇的な効果が現れています。クロックを上げたのに20℃は下がるという変貌で、もう少しクロックを上げられそうな程です。「安くて機能制限の無い、K無しモデルを買えば良かった」という、後悔の念が晴れました。cinebench11.5で【i7 2600K 4.4Ghz】から、11%のスコアアップですね。

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