購入時のレビューから半年も経ってしまいましたが、イルミネーションの季節がやってきましたね。【EF50mm F1.8 STM】で玉ボケはどうなのか、検証してみました。
恒例の札幌ホワイトイルミネーションです。
購入時のレビューから半年も経ってしまいましたが、イルミネーションの季節がやってきましたね。【EF50mm F1.8 STM】で玉ボケはどうなのか、検証してみました。
恒例の札幌ホワイトイルミネーションです。
夜間、色々撮ってみると
1~10メートルくらいの距離では、絞り解放F1.8でもキレのある描写で驚きます。レンズの明るさが生きて感度も下げられるので、とにかく綺麗に撮れますね。とは言え、周辺は甘いし激しいコマフレアで点光源が三角形です。
実際は、周辺に被写体のポイントを持ってくることが少ないので、問題ありません。
▼EOS 6D + EF50mm F1.8 STM
(F1.8, 1/80sec, ISO100)
しかし、遠景となると不良品連発となります。そこはキッチリ絞らないとダメと言われそうですが、どこにピントがあってるのかわからない状態です。
▼EOS 6D + EF50mm F1.8 STM
(F4, 1/80sec, ISO2500)
露出がプラス気味なのをじっくり見ると、パープルフリンジのオンパレードで、撮り方の問題もあるんだろうなと考えさせられます。何度か取り直しても、あまりうまく行かない・・・。
▼EOS 6D + EF50mm F1.8 STM
(F1.8, 1/80sec, ISO4000)
慌ててF8まで絞るとビシっと決まった、ISO12800・・・高感度番長のEOS 6Dらしい低ノイズです。もう少しスローシャッターでもいいんでしょうが、人物が大体止まるという意味でやっていました。ここまで絞ると安いズームレンズでも十分な画質になるので、大口径の意味が薄れてしまいます。
▼EOS 6D + EF50mm F1.8 STM
(F8, 1/80sec, ISO12800)
玉ボケを出すという事
被写体と点光源に距離をとればいいんだけれど、うしろをぼかす方が被写体を邪魔しないし、距離をとるのが簡単ですね。
玉ボケ具合は如何に
無駄に長い前置きでしたが、ここからが本題です。
先ずは絞り解放から撮影してみました。
▼EOS 6D + EF50mm F1.8 STM
(F1.8, 1/80sec, ISO100)
単焦点ならではの綺麗な玉ボケです。収差による輪郭が出来ているのと、口径食で歪むのはしょうがないところでしょう。
次に比較のため、F2.8に絞っています。
▼EOS 6D + EF50mm F1.8 STM
(F2.8, 1/80sec, ISO100)
絞ると口径食が軽減して、玉ボケがあまり潰れていません。ただ、絞るほどにボケ量が減るのでなんとも難しいところです。
続いて、【EF24-70mm F2.8L II USM】
▼EOS 6D + EF24-70mm F2.8L II USM
(50mm、F2.8、1/80sec、ISO100)
これはシャープなのか?と見るといつものタマネギボケなのはご愛嬌。高画質化のための非球面レンズによって点光源ボケに模様が形成される・・・
まとめ
いやーやっぱり良い、撒き餌レンズ
激安なので多少のことは目をつぶらなければなりませんが。
と考えると、50mm F1.2やF1.4、35mm F1.4などの明るい高級レンズが欲しくなります・・・だからこそ撒き餌と言われるんでしょうね~。
関連記事:2015年5月25日 新しいレンズ沼の入口、EF50mm F1.8 STM
レインボー 返信
いつも楽しい記事をありがとうございます!
毎回楽しみに拝見しています。
今回の玉ボケの記事もとっても参考になりました!!
私も玉ボケはすごく綺麗だなぁともっています。
特に活躍するのがポートレートなのかなぁ~と・・・。
そこで、次回は是非昼間の玉ボケ記事を期待します(笑)
逆行の噴水なんていかがでしょうか?