遂に我が家にも来たAMD【Ryzen 2700】です。既にRyzenは2世代目となって12nm、一歩前へ性能を上げつつ価格据え置き、TDP据え置きという代物。
今回のはRyzen 2700無印なのでBase3.2Ghz(MAX4.1Ghz - ALL cores 3.4Ghz)、TDP65Wで8コア16スレッドとなります。Amazonで最安タイミングを逃さず、価格は29991円でした。
今後価格は下がっていくんでしょうけどね・・・ささっと組んでみました。
遂に我が家にも来たAMD【Ryzen 2700】です。既にRyzenは2世代目となって12nm、一歩前へ性能を上げつつ価格据え置き、TDP据え置きという代物。
今回のはRyzen 2700無印なのでBase3.2Ghz(MAX4.1Ghz - ALL cores 3.4Ghz)、TDP65Wで8コア16スレッドとなります。Amazonで最安タイミングを逃さず、価格は29991円でした。
今後価格は下がっていくんでしょうけどね・・・ささっと組んでみました。
今回は省エネPCと言えども、【SSD3台、HDD1台、Geforce GTX1060 6GB OC版】といった構成なので、省エネ性に振った内容ではありません。ケースFANも12cm低速で5個付いています。
■AMD Ryzen 2700
■MSI X470 GAMING PLUS
■Scythe 無限5 Rev.B & AS-05
■WDS500G2B0B(M.2 500GB SATA3)
■DDR4-2667 8GBx2 +(4GBx2追加予定)
■Antec NeoECO650 GOLD
以下旧パーツ
■MSI GTX1060 GAMING X 6G
■Samsung 750EVO 500G
■OCZ ARC100 480G
■WD Red 3TB
ウチでは相変わらずcinebenchだけの評価でいきます。
今回からR15に変えていく予定ですが、まずはR11.5にて16.2ptsと出ました。この時、1次側測定で消費電力は120Wです。定格運転は消費電力がかなり低いですね。
次にR15にて、1503cbとなりました。(シングルコア161cb)
ちなみに適当にポチッと全コア4Ghzにオーバークロックすると、1761cbとなりました。この時、1次側測定で消費電力は230Wです。電圧がオートで1.38V程度掛かっているようですが、100W増しという上昇です。とは言っても、IntelのもちょっとOCすりゃコレ以上を行きます。
それぞれ、グラフで過去のMYPCと比較してみますが・・・なかなか圧倒的なスコアです。OC無しの定格ですよ!
最後に消費電力など
■アイドル時:60W(32℃)
■負荷時:130W(52℃)※OCCT-CPU
非常に優秀ですね。
Ryzen 2700無印はX470との新自動OC機能【Precision Boost Overdrive】&【XFR 2 Enhanced】が使えないらしく、大幅なクロックアップは手動設定だけになります。それでも従来のOC機能【Precision Boost】が【Precision Boost 2】という強化版になり、Ryzen 1700に対して性能10%増しで省エネのままっていうことですかね・・・めちゃくちゃわかりずらい。TDP同じでも多少は消費電力上がっていそうなんですが、比較できないので・・・。
ちょっと操作すると目まぐるしく3.8Ghz→3.9Ghz→4.0Ghz→4.1Ghzと刻んできますので、一般操作での体感はi7 4770K 4.3Ghzと同等だと思いました。写真編集、動画編集、エンコードなど負荷が重なると8コアMAX3.4Ghzとして動作するようです。各コアの周波数が上下する様を眺めていると、大分賢くなったんだなあと関心します。
また、最高峰のチップセットなのに安いと思って購入した【MSI X470 GAMING PLUS】も、安いなりでBIOSで設定できる内容がローエンドに見えて仕方ありません。今後、B450チップセットが登場したなら、SLI等を組むと言ったハイエンド構成にしない限り、X470を選ぶ理由はないと思いました。
Core i7 4770K殻割OC4.3Ghzマシンからの置き換えでしたが、消費電力が50W落ちて、マルチスレッド性能が1.75倍になりました。RAW現像やエンコードで5分掛かっていたものが、3分で終わります。うーん、速いけど、微妙だなあ~。1.75倍というと、速くなったような体感はありません。
割高に1kWh=40円で計算すると、1時間あたり2円安く、1日3時間・月に90時間フルロードさせると180円の節約です。
こりゃ50W分オーバークロックした方が良いんじゃないか?
というワケで、オーバークロックで全コア4Ghzの設定で2倍以上の性能を発揮させます(Core i7 4770K OC比)。AMDには標準でオーバークロックソフト(AMD Ryzen Master)がありますからね。私は必要な時、全コア3.8Ghz動作のプロファイルを当てています。200Wくらい食うかな?
最後に。AMDならではの癖はあるのかもしれません、それはメモリ回りがシビアでチップ構成によって動作速度が変わること事、電源プランの設定、電源ユニットの電圧降下などによって不安定になることもあるでしょう。久しぶりのAMD環境で色々と試行錯誤しているところです(^_^;)
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