家電のカメラとして普及している動画形式、【AVCHD】についての話です。
登場から8年が経ち、普及は進んでいると思いますが、Windows8.1ですら【mtsファイル】などの再生ができるだけです。AVCHDフォーマットに対応したような挙動がないので、撮影した動画ファイルの詳細データが見られないのです。
家電のカメラとして普及している動画形式、【AVCHD】についての話です。
登場から8年が経ち、普及は進んでいると思いますが、Windows8.1ですら【mtsファイル】などの再生ができるだけです。AVCHDフォーマットに対応したような挙動がないので、撮影した動画ファイルの詳細データが見られないのです。
AVCHDのフォルダ構造
まさにBDMV(Blu-ray Disk Movie)と言わんばかりのフォルダ構造で、流用とも思えます。BDプレーヤーやBDレコーダーでも対応がしやすいということもあるのかもしれません。中身はH264+AC3という圧縮方式なので、今やパソコン用として常用されているものです。
また、動画記録ではファイルサイズが巨大になるので、ディスクのフォーマット上の規制を受けます。そこで、ファイルを分割保存(2GBまたは4GBらしい)して再生時に繋いで見るという方式をとっているのもややこしいところです。同時に、動画のEXIFとも言える撮影情報はcpiというファイルに別保存されます。
こうして複数のファイル渡って保存されると、Windows上の管理が面倒です。さらに、フォルダの構造やファイル名を変更すると整合性がとれなくなるので、AVCHDとしては破綻してしまいます。パソコンでmtsファイルなどの単体再生には問題ありません。
自動的にリネームされてる
事の発端は、バックアップを取っていたときに気付きました。以前バックアップした動画ファイル名と、今の動画ファイル名が変わっているということなんです。
つまり、削除したカットから先のファイルを全てリネームして、欠番がないように変更されていました。
まるごとバックアップするしかない
今のところ、まるごとバックアップしかないという所です。
しかし、コンテナ入れ替えのMOVファイル化という手法もあるらしく、パソコンだとその方が管理しやすそうです。
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