望遠レンズとしてEF70-300mm F4-5.6L IS USMを購入し、標準域から望遠域までの焦点が揃いました。EF300mm F4L IS USM、EF70-200mm F4L IS USMも候補で、悩んだ結果です。お陰で持ち運びが辛くなりました。レンズ全部を常時持ち歩くのは諦めなければなりません。面倒くさいのでEF40mm STMは処分してしまおうかと思うほどです。写真の左上から1000g、600g、1200g、130gに、カバンとアクセサリ、Let's Note J10・・・合計7kgです・・・。
EF70-300mm F4-5.6L IS USM 妥協の望遠Lズームレンズ
▼フードを付けて伸ばすと望遠レンズならではの長さとなる。
各種望遠レンズから選定するにあたって、まず【EF300mm F4L IS USM】が駄目なのはとにかく設計が古いことです。1997年の製品で16年経っており、最新のレンズに比べてオートフォーカスと手ブレ補正が見劣りします。
次に、 【EF70-200mm F4L IS USM】は軽くて銅鏡が伸縮しない、解像度の高いレンズとして定評があります。価格差があまり無い事もあって、中々悩みますね。予算に余裕があるなら、両方買って使い分ければ良いのかな?とにかく、気になったのが【EF70-300mm F4-5.6L IS USM】と2つ並んでいた時、黄色っぽい塗装色、銅鏡の細さ、果たして200mmで後悔しないか?という事でした。つまり、EF70-300mm F4-5.6L IS USMの方が寒色系の白塗装と、銅鏡の太さから高級感がありました。逆にF値と画質に後悔しないか?という話ですが、そこまで拘るなら単焦点を買うという事にしました。
▼EF70-300mm F4-5.6L IS USMで動画作成してみました。
▼EF70-300mm F/4-5.6L IS USM @300mm F5.6
(クリックでフルサイズ 4.7MB)
決め手となったのが、試写にてEF70-300mm F4-5.6L IS USMの方がかなりオートフォーカスが速く、画質も悪く思わなかったのです。そもそも私が新しい望遠レンズが欲しい理由となったのが、EF100mm F2.8L マクロ IS USMを望遠レンズとして使っていて、オートフォーカスの遅さに我慢できなかったのが発端ですからね。比較動画は以下の通りです。
マクロレンズは接写での高画質を発揮する設計ですし、オートフォーカスの挙動に違いがありますね。のんびりオートフォーカス過ぎて、指に力が入ってシャッターを何度も切ってしまいました。それに対して見ても、EF70-300mm F4-5.6L IS USMも十分にシャープなレンズです。ただし、周辺部を拡大して見れば色収差による輪郭の色漏れが確認できて、単焦点マクロレンズとの画質の差を感じました。以下はRAW現像にて、300mmの絞り開放、レンズ補正無し、ノイズリダクション無し、シャープネス無しの作例です。
EF70-300mm F/4-5.6L IS USM @300mm F5.6
(クリックでフルサイズ 2.2MB)
最後に、別売の三脚座を装着するとさらに重く、1.2キログラム程になります。なかなか重いので、望遠レンズはコレ一本で行くという意気込みが必要かもしれません。用途や人によっては、数本の望遠レンズを持ち運ぶのが当たり前かもしれませんが。なお、AFに関して、【EOS 6Dのレビュー記事】にてAIサーボによる動体連写テストを載せています。
さて、バッテリーグリップのBG-E13も購入して、カメラ周辺機器一式が揃った感じです。広角レンズも欲しくなりますね?レンズ沼です・・・まあとにかく望遠レンズについては満足できたので、しばらく追加で買う事はないでしょう。
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