驚異的ワットパフォーマンス、SkylakeローエンドのCeleron G3900

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 Skylakeローエンドの、Celeron G3900(2Cores、2.8Ghz、TDP51W)です。

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 以前組んだPentium G4400のワットパフォーマンスは驚異的なものでした。今回はその下、恒例の【セレロン】がラインナップされていたので、ローエンドSkylakeの第2弾になります。

構成

 次の通り50,000円以内で揃えました。ケース購入で予算ピッタリになりそうです。

【CPU】Intel Celeron G3900(2cores, 2.8Ghz)
【M/B】MSI H170A PC MATE
【メモリ】UMAX DDR4-2133、4GB×2
【SSD】Netac N560S-240G(240GB)
【PS】Scythe 剛短3 Plug-in 500W(80PLUS Bronze)
【OS】Windows10 64bit

▼一式とにかく青いです
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 このマザーボードは、久しぶりの通常のATXです。M.2スロットが搭載されている中で、一番安い物にしました。予算の関係で買えませんでしたが、今後流行の爆速M.2のSSDを付けられるようにしておきます。

 先日試した【Intel 600p 256GB】が\12,000なので買う事も可能でしたが、コストに拘って激安SSDになっています。ちなみに【600p 128GB】は低速だからやめておいた方が無難でしょう。

CPUベンチマーク

 いつもの「cinebench R11.529」では【2.64pts】、「cinebench R15」では【226cb】でした。

 当ブログ恒例のグラフに追加して比べて見ましょう。

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 2.8Ghzながら、Haswellの3.0Ghzを圧倒しています。

 相変わらずの進歩が見られて素晴らしいです。Core i3のようにハイパースレッディングがあれば、Core2Quadの性能(3.0~3.6pts)をデュアルコアで超えてしまうんですけどね。

消費電力と発熱

 最近のシステムは、アイドル時の省エネ性は大差ありません。しかし、アイドル時27Wという高めの結果になりました。ミドルレンジのH170チップセットに大きなATX基盤、RAIDを組める拡張性・多数の各種ポートによるのかもしれません。

▼アイドル時のワットチェッカー
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 また、今回解ったのが【80Plus Platinum】の電源がスゴイって事です。他のは全部【80Plus Bronze】なので、こうした超低出力時の差は歴然なんですね。

▼アイドル時
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 次に、OCCTで43Wとなりました。

 500W電源の最高効率領域(出力250W付近?)にはほど遠いでしょうが、なかなかの省エネ性です。なんとかG4400(3.3Ghz)の46Wよりも低消費電力を実現しています。

▼OCCT-CPUによる負荷時
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  リテールクーラーだというのに負荷時41℃、発熱も本当に少ないですね。大電力を消費していないから、発熱も少ないのですね。大型ヒートシンクであれば簡単にファンレス化できそうです。

まとめ

 結果、Pentium G4400と同様に素晴らしいワットパフォーマンスでした。

▼今回の完成PC(懐かしのP180)
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 当然ながら、性能はG4400に劣るものの、Core2Duo E8500といったかつての上位デュアルコアの1.5倍の性能になります。消費電力43Wでこれは凄すぎですね。写真RAW現像、動画製作や、エンコードといった重い作業では厳しいかもしれませんが、グラフィクスカードを増設すれば、ゲームマシンとしても十分イケるでしょう。

 やっぱり、ホームサーバーにはこれくらいの低性能なCPUが一番良かったんだと、先日のCore i3 6100Tで組んだことを後悔してしまいます(^_^;)・・・

 低消費電力で良いなあ・・・


関連記事:2015年12月30日 驚異的ワットパフォーマンス、SkylakeローエンドのG4400
関連記事:2016年9月29日 ホームサーバーでSkylake、Core i3 6100Tを試す



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