Intel X25-M 120GBという古いSSDで組んだHaswell i5-4570マシン、速度に不満はありませんでしたが・・・遂に最新SSDにアップグレードする機会が来ました!
Samsung 750 EVO(250GB)です。
Intel X25-M 120GBという古いSSDで組んだHaswell i5-4570マシン、速度に不満はありませんでしたが・・・遂に最新SSDにアップグレードする機会が来ました!
Samsung 750 EVO(250GB)です。
Samsungのウリであった3D V-NANDではなく、通常の16nm TLC NANDを使用する事で、劇的なコストダウンがなされたようです。(ANANDTECHによる)積層化による高耐久性、省エネ、高速化よりも、価格が高すぎる点は大きな問題だったんでしょう。
だからこそ、この価格・・・120GBモデルが5,500円、250GBモデルでも7,500円という安さです。
その影響で耐久性が半減し、120GBモデルで35TB。そして、250GBモデルで70TBです。と言っても、十分な耐久性に見えます。なぜなら、昨年購入した東芝製MLC【OCZ Arc 100 480GB】の保証耐久書込量は21TBなんですよ・・・。
Samsung、もう1つのウリとして【ターボライトテクノロジー】が搭載されています。これは予備領域をSLCとして使用し、大容量・高耐久・高速なキャッシュとするというものです。TLCと言えども、MLCと同等以上のパフォーマンスを謳っています。
MZ-750250B/IT スペック
シーケンシャルリード 540MB/sec
シーケンシャルライト 520MB/sec
4KBランダムリード(QD32) 97,000IOPS
4KBランダムライト(QD32) 88,000IOPS
今となっては、Sandisk【nCache 2.0】といったように、同様の技術は当たり前になりました。SLC的超大容量キャッシュなら安くて速いSSDができるという事ですね。
移行のためのコピーツールとして、【Samsung Data Migration】というものが無償ダウンロードできるようになっています。
→Samsungダウンロードサイト
DATA MIGRATIONを選択するとダウンロードできました。
コピーはあっという間に(SSD同士なので60GB・10分で)終わりました。毎度のことですが、何かが狂った状態になっているようで、移行後SSDのエラーチェック・修復が必要でした。
まずは交換前・後です。
▼交換前:Intel X25-M 120GB(SATA 3Gbps)
▼交換後:Samsung 750 EVO 250GB
圧倒的に速くなった(^o^)
コレが5年の歳月を経た、SSDの進歩ですね~。SATA6Gbpsの壁なのかという感じです。当時このX25-M 120GBは2万円だったので、250GBが7500円で考えると約5分の1にはなりました。
続いて、ここ最近買ったSSDのベンチマークを引っ張り出してみると・・・
▼Crucial CT256MX100SSD1 *MLC
▼Sandisk Extreme Pro 240GB *MLC
(SDSSDXPS-240G-J25)
▼OCZ Arc 100 480GB *MLC
▼東芝 THNSNH256GCST 256GB *MLC
みんな似たようなモノなんだよね
最近の他社製品と比べて、圧倒しているワケではありません。しかし、【Samsung 750 EVO】はTLCでありながら、MLCと比べて遜色なく下手をすると同等以上なのです。
これが、SATA6GbpsのSSDなのか・・・と言わんばかりに動作のキレが増しました。全体的に2倍速になったのだから当然で、特に4Kリードライトの高速化が効きます。結局、この速さで250GB・7500円というのはコストパフォーマンスが最高クラスでしょう。
色々調べてみると、約1万円まで値下がった3D V-NANDの850 EVO 250GBが買えたのが気になりましたが、PCパーツはケチらないとあっという間に1万円、2万円UPになります。今回の選択は間違いではなかったと思います。
また、750 EVO 500GBモデルでは1万2000円という状況で、一般用途ではもはやHDD不要レベルになったと思います。
関連記事:2016年10月19日 圧倒的コスパのSamsung 750 EVO 500GB
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