外で気軽に使える強いタフカメラ、WG-30を買いました。
Panasonicがこの手のアウトドア的カメラをやめてしまったので、まず富士フイルム、続いて初めてリコーのコンデジとなりました。ポケットからの落下にも耐えるこの手のカメラは、仕事向きで重宝します。
外で気軽に使える強いタフカメラ、WG-30を買いました。
Panasonicがこの手のアウトドア的カメラをやめてしまったので、まず富士フイルム、続いて初めてリコーのコンデジとなりました。ポケットからの落下にも耐えるこの手のカメラは、仕事向きで重宝します。
センサーは裏面照射型CMOSの1/2.3インチ、1600万画素。レンズは28mm~140mm相当(F3.5~F5.5)、手ブレ補正は電子式です。赤外線補助光と、近接用のLEDライトが付いています。
タフカメラはレンズが繰り出ないので可動部分が露出せず、優れた耐久性があるのですが、その分暗いものが多いですね。
やはり独特のデザイン、ぱっと見だとちょっと高級感がありますね。それでいて約20,000円という安さが際立ちます。この手のカメラは30,000円を超えるものばかりで、なかなか手が出ません。
特に液晶モニタの四隅に突起を付ける等、耐衝撃に配慮した作りが良いところです。さらに、別売のラバーケースが用意されているので、装着すれば落としても傷すらつかないという安心感。これはPanasonicのDMC-FTシリーズで助かっていました。
常時持ち歩くと、うっかり落とす事があります。スマホの落下と同じです。
いくつか不満点があります。
まずは、背面液晶のドットが粗くて美しくない事。約23万ドットLCD、すなわち320x240x3色という時代遅れの代物です。実用上問題はないものの、安っぽさが際立ちます。特に文字の荒さが気になるところです。
▼WG-30 23万ドットLCD
▼EOS M3 104万ドットLCD
また、暗所での撮影に難があります。ISO1600~3200において、フラッシュオート設定なのに使おうとせず、壮絶な変色とノイズが発生しました。かといって強制フラッシュにしてもかなりのノイズが出てきます。裏面照射型CMOSは高感度に優れていて、今まで使っていたCCDモデルに対して圧倒的な画質を期待していたのに、裏切られた感があります。
ちょっと気になるのが光学手ブレ補正ではないことです。フラッシュを気軽に使えればそこまで不便はないかもしれませんが、シャッターと同時にカメラを振ってしまう人だと、手ブレ補正の効果が重要になりそうですね(^_^;)・・・つかみ所が無く、ホールド感が悪いというのも問題でしょう。
シャッターボタン半押ししたつもりが無いのにAFをする事があり、なにかバグがありそうな気もします。
花の撮影と、暗めの高感度撮影比較をしてみました。
比較対象はPanasonicのタフカメラDMC-FT4(1/2.3インチCCD)、EOS M3(APS-C CMOS)、Xperia Z3(1/2.3インチCOMS)です。
▼DMC-FT4 (1/200sec、F3.3、ISO100)
▼EOS M3 + 22mm (1/60sec、F11、ISO320)
▼EOS M3 + 22mm (1/8sec、F8、ISO3200)
▼Xperia Z3 (1/15sec、F2、ISO1250)
明るい場面で、低感度撮影の場合は十分な画質ですね。EOS M3ではF11まで絞っても被写界深度が足りておらず、回折の影響も出ていることでしょう。ピントが合いやすい小型センサーのメリットが現れています。
また、高感度はISO3200がなんとか使える感じですが、F3.5という暗さが惜しまれます。2段近く明るいレンズであるXperia Z3の優位性がわかります。
一見オリンパスのタフカメラのパクりに見える風貌です(^_^;)・・・触ると色々と廉価版な存在であることがわかります。
F値に後悔するなら上位機種のF2レンズ搭載 WG-5を買った方が良いでしょう。F2であればXperiaなどというスマホカメラに負けないはず。しかし、スマホと違ってフラッシュの光量が全然違うので、実用は問題はありません。
複数台購入するのもあって、このくらいの価格、スペックでなんとか納得できるものでした。思ったよりも暗所で画質が悪い点さえ許容できれば、OKです・・・(TーT)
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