Xperia Z1の最大のウリ、【27mm相当の単焦点F2.0固定のGレンズ】、【コンデジと同等の1/2.3型センサー】・・・というカメラについて使用感などをまとめていきたいと思います。しかし、本気撮りには一眼レフカメラかミラーレス一眼を使ってしまい、良い作例が中々用意できません(^_^;)
Xperia Z1 カメラについて
▼秋曇の公園にて ISO50、1/800sec
(クリックでリサイズ25%のデータ)
明るいところで低感度での撮影だと、20.7Mピクセルの画素数が生きていることがわかりました。しかしボケ味はあまり良いとは感じません。やはり小さいので最高のレンズというワケにはいかないようです。
▼イルミネーション撮影 ISO1250、1/64sec
(クリックでリサイズ25%のデータ)
次にテストした夜の点光源ではノイズ、点光源の写りの汚さが目立ちます。こうした光源に対しては、絞りF2.0固定の弱点が顕著に現れるのかもしれません。周辺ではコマ収差も出ていますが、絞って改善することはできないのです。
▼参考用EOS 6Dにて F5.6、ISO1600、1/40sec、NR無効
(クリックでリサイズ25%のデータ)
まあ、フルサイズセンサーのカメラと比べるのはナンセンスでしょうが、画素数がほぼ一緒なので、比較データとしてEOS 6Dでの写真も用意しました。ISO感度も違いますが、F5.6だと3段も暗いはずなのに、明るさに食い違いがあるのは透過率の差でしょう。(※なお、これより露出を上げると、空に色が付くので抑えています。)
結果、実用的には問題無いと思いますが、私的には期待外れでした。最近のスマホカメラはどれも画質が良く、もっと飛び抜けたものだと良かったのです・・・(スマホでは最高峰なのは間違い無いのですが) また、デフォルトの【おまかせオート】では8Mピクセルの上、16:9という比率で撮影されてしまうので、いちいちマニュアルモードにしないと横長です。こうした操作を要求されるとワンテンポ遅れますね。
また、室内などの暗い場面で使うことが多いのですが、シャッタースピード優先撮影ができないという深刻な問題があります。つまりは被写体ブレまくるのです。これを防ぐには1/80~1/125秒のシャッタースピード要求されます。高感度モードなどではシャッタースピードが速くなるのでしょうが、マニュアルモードでさえ自分で設定することができなさそうです。
対策として、高機能なカメラアプリを導入する必要がある・・・ということでしょう。
最後に、あとのデータ管理が面倒くさそうな【タイムシフト連写】には感心させられます。前後2秒間60枚の写真からベストショットを選択できるので、ここぞという時に活躍します。とにかくチャンスを逃さず撮れるという点だけは素晴らしいです。
関連記事:2014年 1月 6日 Xperia Z1 プレステ3コントローラで遊ぶ
関連記事:2013年11月10日 Xperia Z1 バッテリーと充電の話
関連記事:2013年11月 7日 Xperia Z1 バンパーを付ける
コメントする