まずはコネクタ部分についてです。【アルミニウム】→【プラ】→【ケーブル】という構成でしっかりした作り、高級感があります。何故かUSB3.1の青色コネクタにワクワクしますね(^o^)

　次にケーブルです。太くて編み目のあって絡みづらいく、ほどほどな柔らかさなので癖も付きづらいようです。

　気になるのが高速充電対応です。

　かつては5V・2Aというのが高速充電の基本的スペックでしたが、最近は高電圧のQuickChargeや独自規格が乱立しています。Moto Z Playも同様に【Turbo Power】という独自高速充電規格となっていますが、Nexus5X・6Pと同く電流量を高めただけだと思われます。Nexus 5X・6Pの純正充電器ではUSB-Cコード限定で5V・3Aという大出力を実現しており、【Turbo Power】もこれに準じているのか、Moto Z Playに接続しても高速充電できることが分かります。

▼Nexus 6P専用充電器・ケーブルを使用

　続いて今回購入したケーブルを【USB・5V・2.4A】というACアダプタに接続したところ、【Turbo Power】表示は出ません。アクセサリメーカーAnker独自の技術PowerIQで接続してもこの調子です。

▼当ケーブルと、5V/2.4A出力ACアダプタ

　異常に遅いというわけではありませんが、5V・2.4Aでは最高速の充電はできないのでしょう。

　今回の【USB3.1 - USB Type-C】の限界を知ることができました。そもそも、両端が「Type-C」じゃないと3Aという大電流が流せないという事が調べていると分かったので、失敗したという話でもなさそうです。

　ファイル転送に関しては流石の10Gbps（毎秒1ギガバイトオーバー）なUSB3.1、規格的に端末のストレージアクセス速度を超えています。暫くは速度が不足する事態にはならないでしょうね・・・。

　USB3.1 Type-Cケーブルは割高に感じていたのですが、いつの間にか手に入りやすい価格帯になってきたんだなあと思います。今回のは送料込みで1本あたり450円なんだから・・・！