小型なので重さも500gとかなり軽いです。背面のクランポンはベーシックな爪になっていますが、4本爪軽アイゼンよりは効くでしょう。

　靴への締め付け具はラチェット式で、巻き上げると絞まり、解放つまみで外すことができます。

　実際に取り付けてみると、19cmの靴では余ってはみ出ました。

　かかとのバンドはワンタッチなホック式で、長さを調整できます。最短にセットすると合いましたが、ハンドがかなり余りました。

　つぼ足で10cmの状況でスノーシューを取り付けてみました。パウダースノーでなく、少し締まった新雪です。

　結果、沈み込み量は2cmでほぼ圧雪面と同等に歩けるようになりました。めちゃくちゃラクに歩けるようで、私がついて行けません。

　しかし、これは体重次第なのです。この場合、総重量が20kgしかないので過剰な浮力と言えます。

　次に斜面の上り下りも試しました。

　見たところ、6本爪軽アイゼンを装着した様な感じですね。

　緩やかな傾斜までは問題なさそうで、普通の平地用スノーシューです(^o^)

　足を捻ったり、クランポンで靴に傷を付けるなど、子供の雪遊びでは危険なので使えませんが、スノーハイキングをやるならこれで楽しめます。

▼NE1035との比較

　しかし、登山ではよく言われるように、ワカンの方が適しているとも言えるでしょう。

　ぶっちゃけ、大人のスノーシューラッセルに追従する場合、子供がつぼ足でも全くハマらないという事実が判明したため、その重量が足枷になるだけの可能性もあります。これはもうその時の状況、体重などによるのでなんとも言えません。

　とにかく安いので、試してみる価値はあると思います・・・。

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