以前から風景撮りでの水平垂直が気になって、AFポイントをガイド代わりに使ったり工夫してきました。後で現像するときにトリミング対応するんですが、本当は傾かない様に撮影したいものです。一応、ライブビューを使うとグリッド表示のおかげで、まっすぐにできるんですが・・・基本はファインダー使いますよね。
というわけで、EOS 6Dのフォーカシングスクリーンを【Eg-D】に交換しました!なぜ今更やるのかというのには、ワケがありまして・・・
以前から風景撮りでの水平垂直が気になって、AFポイントをガイド代わりに使ったり工夫してきました。後で現像するときにトリミング対応するんですが、本当は傾かない様に撮影したいものです。一応、ライブビューを使うとグリッド表示のおかげで、まっすぐにできるんですが・・・基本はファインダー使いますよね。
というわけで、EOS 6Dのフォーカシングスクリーンを【Eg-D】に交換しました!なぜ今更やるのかというのには、ワケがありまして・・・
EOS 6Dは新開発【Eg-A II】ということ
EOS 6Dは新開発のフォーカシングスクリーン【Eg-A II】が標準搭載されていて、従来(EOS 5D Mark II)と比べて、ピントの山が掴みやすく明るくなったという事らしいのです。それに対して、交換可能なフォーカシングスクリーンは、従来のEOS 5D Mark II用・・・方眼プレシジョンマット【Eg-D】、スーパープレシジョンマット【Eg-S】。
つまり、EOS 6Dのアドバンテージが台無しになってしまうのではないか?
それがかなり引っかかっていた所でした。まあ、交換してみればわかるという事です。
フォーカシングスクリーンは繊細
そもそも交換することになった理由です。実は青空を撮影していて、ファインダーに数点のゴミが見えるのに気が付きました。
調べたところ、フォーカシングスクリーンに付いたチリだったので、ブロアーしてみたり試行錯誤した結果、悪化(笑)
フォーカシングスクリーンはプラスチック板で、スリガラスの様に細かなザラザラとした加工がされています。なので、固いモノで触れたりすると、簡単に傷が付いてしまいます。できればサービスセンターで清掃をお願いした方が良いのかもしれませんね。
すでにやってしまった私の結論としてはフォーカシングスクリーンが汚れたり、ゴミがついているのを拭き取るのは不可能だと思いました。触れるな危険です。
交換自体は簡単
普段はファインダーでレンズを覗けるように、ミラーが45度の傾きで付いています。その上にペンタプリズムと言われる反射用ガラスがあります。その前にある板が【フォーカシングスクリーン】です。
さっそくフタを開けると、ポロッと落ちるように取れてしまいます。専用工具が付いているので、引っかけて傷を付けたりしないように着脱します。ホコリなどがあれば、ブロアーで飛ばすのもアリです。ただ、ホコリが中に入り込むと大変なので、なるべく余計な事をしない方が良いようです。私の場合、新しいフォーカシングスクリーンを見たら1点のチリが見えたので、吹き飛ばしてから取り付けました。
見やすさに大差はない
結局、心配していた問題はありませんでした。元々、標準の【Eg-A II】でのマニュアルフォーカスは可能ですが、おおよそでピントがあっているというレベルにしかできませんでした。この【Eg-D】にしたところで、大差はありません。
マニュアルフォーカスには【Eg-S】の様に、ピント面がよりハッキリ見えるフォーカシングスクリーンが必要です。
見やすさだけに着目すると、覗いては考えてを繰り返したところ、グリッド線がウザい!という事がわかりました。ファインダー内で何も邪魔されること無く被写体が見えることって、素晴らしいことだったんですね・・・なんてこったい(^_^;)
最後に
ウザいとかいうワケの解らない話は置いといて、やはりグリッドは便利です。構図を決めるときにも使えるかもしれませんが、それよりも、水平線や構造物などの水平垂直がとれる事が重要です。EOS 6Dの水平器機能では水平器ボタンを押すのが面倒だし、本体の傾き具合を知ったところで実用的ではありません。
とにかく、期待していた通りで良かったです(^_^)
風景撮りや物撮りが多い人には有用ですね。
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