さあ、新しいNexus 6Pにしよう!

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 2015年10月、GoogleからNexus 5X、Nexus 6Pが発売されました。

 Nexus 5Xは、ドコモ or ワイモバイル、Nexus 6Pはソフトバンクだけ・・・悩ましい、というワケで、Googleで購入。

 まさにGoogle Nexus 6Pですね(^o^)

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 今回はフロストの64GBモデル、税込み85,000円というそれほど安くない買い物となりました。一括購入はちょっと勇気の要る決断になります(^_^;)

さてどうやって使うのか

 SIMを差し替える。あとはGoogleのデータ移行の手順に従うだけで、基本的なところは完了しました。

▼Nano SIM入れ替え
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▼既存端末のデータ移行は想定されてます
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 問題はキャリアメール。ドコモの場合はdocomo IDでドコモメールが利用できるので、gmailアプリに突っ込んでみました。色々と不便ですが、あと1ヶ月でキャリアチェンジの予定なのでとりあえずいいです(^_^;)

iPhone 6s Plusと同じ感覚

 同時期に登場したAppleのiPhone 6s Plus、比べると同じくらいなものでした。

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 まあ、大きいですよね?うーん、意外と慣れちゃうものです。iPhoneにもシェルカバーを付けると、見た目も大差ありません。

「あれ?iPhone、ケース変えたんですか?」
「いや、これは新しく買ったNexus 6Pなんだ。」

 という具合だけど、iPhoneの知名度と違い、Nexusではピンと来ないという・・・

Android 6.0搭載

 新しいAndorid 6.0の印象としては【4.4】→【5.0】でゴチャゴチャした、よく分からない部分をそぎ落とした感じでしょうか。変な設定がなくなってシンプルになった気がします。色々と細かにカスタマイズ性の向上も図られているようですね。にしても3ヶ月くらいと、短命なAndoroid 5.0でした。

nexus6p_04.jpg▼人差し指の先で指紋認証する感じ
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 新機能の指紋認証はとても便利だけど、それを新OSの目玉とするのはどうかと思います。だって指紋認証はハードウェアなんだから、既存端末ユーザーは悲しいですね。まあ、色んな場面で指紋認証を使えるよう、OSにがっちり組み込んだ感は伝わってきます(笑)

動きはどうなの

 やはり動作が機敏で速い。

 これはNexus 6も速かったのと同様です。8コアCPUのお陰で、少しくらい無茶しても問題は少なそうです。データ移行でアプリ30個のインストール中でも、特にカクツクことはありませんでした。Xperia Z5など、同等のCPUが載ったスマホに触れる機会もあるのですが、Nexus 6Pの方が上に思えます。プリインストールされたアプリが少ないせいかもしれません。

▼メモリは3GBでもう十分だよね?
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 でも、やっぱりSnapdragon 810なので、根本は変わらないですね。熱くなればすぐにクロックダウンして、ゲームのパフォーマンスは落ちます。CPUのマルチコア化はゲームには有効に働かないもんですね~。

バッテリーについて

 使い方によりますが、3450mAhは画面の大きさからして、それほど大きいわけではないようです。Xperia Z5などと比べても似た様な駆動時間になるのでしょう。しかし、実際の使用感としては、あまり良くありません。ドコモメールの15分毎確認の為に消費している可能性も否めません。iPhone 6S PLUSと比較して、ブラウジングしていると3割増しで減ります(^_^;)

▼USB Type-C
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 なお、今回新たに採用されたUSB Type-Cにより、充電が満タンまで2時間を切ります。しかし、付属品は家に置くとして、持ち出し用ケーブルの買い替えですよ(TーT) 細かいアクセサリを買うと、あっという間に1万円になってしまいますね。

ディスプレイ

 あれーこの程度だったっけ!?

 2,560×1,440ドット(518ppi)ディスプレイは繊細ですよね?iPhone 6s PLUSと比べても、確かに繊細で色鮮やかなのかもしれない・・・解像感は結構微妙な違いなんですが、発色は随分違います。

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 それにしても視野角の問題でしょうか、ちょっと傾けると青っぽくなります。実用上問題無いにしろ、不思議な感覚になります。あと暗闇で光センサーが誤作動し、画面が暗くなったり明るくなったりという挙動が気になりました。ちょっと残念です。

最後に

 結局、すべてが最高の端末というわけではありませんが。

 あらゆる動作が機敏で不満点を探すのは大変なくらいです。iPhone 6s Plusと使い比べても、iOSの方がアプリの切り替わりや瞬発力が遅いことがわかるくらいで、カメラ画質ももはやiPhoneを超えた美しさ。(手ぶれ補正が無いので暗いと6s Plusに負けます)

 まあ、今時のAndoridのハイエンド機というだけで、無難な端末なのかもしれません。原因はSnapdragon 810の不発による所が大きそうですが、そろそろスマホも性能が飽和しつつあるのではないでしょうか?省エネにできないなら8コアもいらない。4コアでもパワーを使い切ってるのかよくわからない。今のところ、iPhoneのビック2コア路線は成功しているんですよね。

 旧作Nexus 6の十分な処理能力、緻密で綺麗なディスプレイ、作りの良さなど、大幅なアップグレードにならなかったのが苦しいところ。とは言え、最新アップデート適応されるGoogle公認スマホなのは間違いありません!他社のAndroid 5.1端末がアップデートされるのはいつになることやら、その頃NexusはAndroid 6.1やらになっているんじゃないでしょうか。

 ちなみに、同等スペックのXperia Z5を色々触ったところ、動作がNexus 6Pよりもかなり遅く感じました。ウイルス対策ソフトのせいなのかもしれないので、なんとも言えないですが・・・。


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2015年11月13日 カメラ、Xperia Z5 vs Nexus 6P vs iPhone 6s Plus



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