EOS M3でマウントアダプターを使う、EF-EOS M

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 EOS M3と、EF-EOS M【純正マウントアダプター】を使ってテストをしてみました。

▼太さに力強さを感じる(^_^;)
efeosm_01.jpg

 これがやりたくてミラーレスEOSを買う人がいるほど、EOS Mシリーズでは定番ですね。今回、キャッシュバックキャンペーン(8,000円)を利用して、単体購入に踏み切りました。どうせなら初回EVFセットと合わせて同梱してくれれば良かったのにね~。

外観など

  ただの筒に電気的接点で連結するという感じです。

efeosm_00.jpg 三脚台座は一見邪魔ですが、レンズを取り付けてカメラを置くと、悪くない座りになります。

オートフォーカスはどうなのか

 気になるの使い勝手としては特にオートフォーカスの具合でしょう。今回は動作チェックの動画を撮影してみました。

 十分な明るさがあって、AFしやすい対象であれば実用的な速さです。ちょっとでも暗いと、フォーカスを前後に動かして確認する動作が見受けられます。これが暗所AFが弱いという様を表しているんでしょう。位相差AFは速く、一眼レフ並ですね。

画質はどうなのか

 【EF100mm F2.8L Macro IS USM】を装着してテストしてみました。なお、作例は8Mピクセルにリサイズしています。

▼EOS M3, 100mm, F2.8, 1/1000sec, ISO100
efeosm_10.jpg
▼中央部の等倍画像
efeosm_10x.jpg

 AFさえうまく決まってくれれば、十分にキレのある写真が撮れるようですね。続いて、等倍写真は出しませんがいくつか試写した結果を。

▼EOS M3, 100mm, F2.8, 1/320sec, ISO100
efeosm_11.jpg
▼EOS M3, 100mm, F2.8, 1/250sec, ISO100
efeosm_12.jpg
▼EOS M3, 100mm, F2.8, 1/1000sec, ISO125
efeosm_13.jpg

まとめ

 画質はGOODだが、重くて大きすぎる。

 現地でレンズ交換をしないで済ますといった限定的な条件を持たせれば、サブ機としては活躍してくれることでしょう。例えばEOS M3にマクロレンズを付けておいて、さっと花を撮る時に出すという具合です。同時にメイン機で超広角レンズの風景撮り!なんて楽しみ方もできますね。

 しかし、レンズの交換が大変だと思いました。今まではEOS 6Dだけでレンズ交換して撮影していたところ、ボディ・接続部品が増えるとてんてこ舞いです(^_^;)

 結論として、マウントアダプターを常用するのは使い勝手が悪いと思います。マウントアダプター(150g)とEVF(43g)とEOS M3(366g)=559gとなり、一眼レフ並の重さです。Lレンズだと重いので、計1kgを超えてしまいます。

 どうせ重くて大きくなるなら・・・EOS 6Dをもう一台買った方が便利かもしれませんが、妥協が必要ですね。


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