ノートPCの消費電力について

  • 投稿日:
  • by
  • Category:

 ワットチェッカーがあると色々と調べたくなるもので、今回は気になっていたノートパソコンの消費電力です。尚、Let's Note J10の改修計画の続きとして、ある意味レッツノートのレビュー記事です。10.1型(1366×768)のモバイルPCなので、大きなノートPCとはひと味違うかもしれません。

▼HDMI接続で外部モニタも使用してテスト
lets_occt.jpg

 HDMI接続で、標準モニタを消灯させてのテストをところ、モニタの消費電力は約2~3Wの様です。モニタの明るさはデフォルトのままなので、ちょっと暗めです。尚、OCCTによる負荷は、通常は中々発生させることができないような状況なので、実際の使用時には【CPU OCCT】並か、低い感じになると思います。

watts.png

 実験してみて驚いたのは、OCCTはCPUが85度を超えると非常停止する様で、私のLet's Note J10(i5 2410M)では20~30秒で達してしまった事です。前のLet's Note R7でも3Dゲームをするとキーボードまでも超熱かったので、この手のノートPCは廃熱設計が厳しいのでしょう。

 また、この熱設計の厳しさの中、2.7Ghzまで即自動オーバークロックされるCPUは駄目なのかと言うと、そうでも無いと思います。おそらく、瞬発力を持たせることで快適にさせようとしている・・・。ゲームやエンコードはともかく、WEB観覧やOFFICEソフトでは、連続的に高負荷にはならない。 Photoshop等の画像処理でも負荷は高いけれど、なんとかなるレベル。

 まあ、最大2.9GhzなCPUの割にはそこまでオーバークロックされない様で、逆に自動的に程々でダウンクロックして欲しいものです。

lets_temp.png

 最後に、話がそれましたが、やっぱノートPCは省エネで良いですね。ただし、最近は小型省エネデスクトップも流行っているので、一概にノートが最強とは言えませんが。パソコンもホント、多種多様なので難しいものです。

 尚、ACアダプタの変換効率は100%ではないので、 実際のパソコンの消費電力は低くなります。


トラックバック(0)


コメントする